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Channel: カンアオイ
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地花细辛

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中国産のカンアオイ『地花细辛』の花が咲いていました。

学名 : Asarum geophilum Hemsl.


別名 : 大块瓦(廣西)、铺地细辛(贵州植物志)、矮細辛(廣西省)、土細辛(廣西崇左)、オドリコサイシン(日本)

分布 : 廣東省、廣西省、貴州省南部 海抜250~700mの山地。

開花期 : 4~6月

4月13日撮影

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蕾のようす

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トクノシマカンアオイ

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鹿児島県徳之島産・トクノシマカンアオイ(青軸素心)の花が咲き始めました。




※学名 : Asarum simile

和名 : トクノシマカンアオイ(徳之島寒葵)

※分布 : 鹿児島県徳之島固有。


※開花期 : 3~4月

※ 種名のsimile →similis 類似という意味

※ 和名のトクノシマは産地名に由来する。

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ツクシアオイ

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九州産のカンアオイ『ツクシアオイ』青軸素心の花が咲いていました。


学名: Asarum kiusianum F.Maek.
和名:  ツクシアオイ

種名の『kiusianum・キュウシアナム』は九州産のという意味である。

分布 : 長崎県、佐賀県、熊本県

開花期 : 4~5月

尚、天草下島には花全体がほとんど白色に近いものがあり、アケボノカンアオイ( var. tubulosa)
というが、

菅原 敬氏は、2006,Flora of Japan VOl.lla,(p381)でキキョウカンアオイ・アケボノアオイをツクシアオイの個体変異内とした。

Asarum kiusianum F.Maekawa,(1932),in T.Sugawara Flora of Japan VOl.lla,(p381),

4月13日撮影

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アケボノアオイ

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アケボノアオイの花が咲いていました。

学名 : Asarum kiusianum

和名 : ツクシアオイ

アケボノアオイ→ツクシアオイの別名

Syn.Asarum kiusianum var. tubulosum F.Mekawa

菅原 敬氏は、2006,Flora of Japan VOl.lla,(p381)でキキョウカンアオイ・アケボノアオイをツクシアオイの個体変異内とした。
Asarum kiusianum F.Maekawa,(1932),in T.Sugawara Flora of Japan VOl.lla,(p381),

開花期 : 4~5月

分布 : 佐賀県、長崎県、熊本県

※前川文夫氏は、最新園芸大辞典第5巻(1983年) Heterotropa184頁 ・ツクシアオイの説明のなかで、『天草下島には、花全体がほとんど白色に近いものがあり、これは鑑賞価値もある。アケボノアオイ(forma tubulosa F.Mekawa)という。』と記されており、花の美しさを学名にされたものとみられる。

4月17日撮影

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サンヨウアオイ

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サンヨウアオイの花が咲いていました。


学名: Asarum hexalobum F.Maek.

和名: サンヨウアオイ(山陽葵)

開花期 : 4~5月

分布 : 広島県、島根県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、熊本県



引用: 最新園芸大辞典第5巻(1983)Heterotropa 183頁・筆者・前川文夫

サンヨウアオイの種名 hexalobum (ヘクサローバ)は6中裂という意味で、萼筒の形からついたもので、萼筒が平たく、カボチャのように縦溝が6本縦に通り、内部ではこの溝と溝との間が丸い部屋となって、そこに水平に雄蕋がつくのが6本、この6本の間のは小さい仮雄蕋の突起となっているのが特異である。

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4月18日撮影

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キンチャクアオイ

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キンチャクアオイの花が咲き始めました。


学名: Asarum hexalobum F.Maek. var. perfectum F.Maek.

和名:  キンチャクアオイ

変種名のperfectumは完全の意味で、サンヨウアオイ(Asarum hexalobum)に似ているが、雄蕊12本が完全であるからである。


尚、サンヨウアオイの種名 hexalobum (ヘクサローバ)は六中裂という意味で、萼筒の形からついたものである。

開花期 : 2~5月

分布 : 高知県、愛媛県、大分県、長崎県、福岡県、熊本県、宮崎県、鹿児島県

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トサノアオイ

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トサノアオイの花が咲いていました。

学名: Asarum costatum (F.Maek.) T.Sugawara,(2006),

和名:  トサノアオイ

種名のcostatumは、最初の種名
H.costata F.Mekawa,(1933),に説明があり、種名のcostata(コスタータ)は、太い-という意味で、サカワサイシンよりも萼筒がふくれているから名づけた-とあります。

引用: 最新園芸大辞典第5巻(1983)Heterotropa.183頁. 筆者 . 前川文夫

4月18日撮影

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ホシザキカンアオイ

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ホシザキカンアオイの花が咲いていました。

学名: Asarum sakawanum Makino var. stellatum (F.Maek. ex Akasawa) T.Sugaw.

和名:ホシザキカンアオイ(星咲寒葵)

種名のsakawanum Makino var. はサカワサイシンの変種という意味で、stellatum →stellatus 星形(状)の意味で花の咲き方を表したもので、和名のホシザキの語源である。

4月18日撮影

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展示即売会のご案内

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次回の展示即売会のご案内です。

『とよたガーデニングフェスタ』豊田スタジアム内にての開催となります。

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*私は、豊田スタジアム内にて山野草・カンアオイ・メダカなどの展示販売をします。

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ご来場お待ちしています。


※開催期間
2017年4月28日(金曜日)から2017年4月30日(日曜日)まで
*開催時間
午前10時 から 午後4時 まで

☆開催時間は、一応午前10時となっていますが、例年、大混雑のために早まる場合があります。


※開催場所
豊田スタジアム、とよたエコフルタウン、都心のまちなか(ペデストリアンデッキ広場)

(注意)
駐車場には限りがあります。
無料シャトルバスでお越しください。



(内容)

※豊田スタジアム会場

山野草展示販売
緑化・園芸資材や飲食の出展(店)
健康と癒しのテーマガーデン 「ヘルシー&セラピーガーデンへの誘い」

第21回コンテナガーデンコンテスト

花と緑のフリーマーケットの出店


※とよたエコフルタウン会場
環境モデルガーデン 「都心の中に小さな森を作る」


※都心のまちなか会場
まちなかに緑を緑のテーマガーデン 「としんのクールガーデン」

シモダカンアオイ

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シモダカンアオイの花が咲いていました。

※シモダカンアオイ(下田寒葵)


※昭和天皇が、皇居吹上御苑で採取されたカンアオイ →シモダカンアオイ

Syn.Heterotropa muramatsui var.shimodana F.Maekawa,(1980),

分布 : 伊豆・下田市周辺

開花期 : 2~4月

シモダカンアオイの標本を静岡県国際園芸博覧会協会・平成16年4月8日発行『昭和天皇自然館』図録105頁より紹介します。

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(原文のまま記載しました。)
標本は昭和52年5月に皇居吹上御苑で採集された。恐らく須崎御用邸から移植されたものと思われる。長く伸びた根の土が洗い落とされている。丁寧に作られた標本である。須崎の特産の植物で、伊豆半島から山梨県に分布するアマギカンアオイや南関東に分布するタマノカンアオイによく似ている。


アマギカンアオイはほとんどの個体が青軸であって、シモダカンアオイは並軸(泥軸)である。
尚、最近ではアマギカンアオイの個体変異の範囲内とする説 T.Sugawara,(2006)・Flora of japan Vol.lla,(p376), があります。


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アマギカンアオイ

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アマギカンアオイの花が咲き始めました。



和名 :

アマギカンアオイ(天城寒葵)

タマノカンアオイ種

学名 : Asarum muramatsui Makino in J.Jap.Bot.9:10

花期 : 4月~5月

分布 : 伊豆半島
     広葉樹林、固有

*種名の muramatsui (ムラマツイー)は採取者 村松七郎氏を記念したもの。

※和名の天城寒葵は、主に、天城火山群に自生していることから。

又、前川文夫氏は、 最新園芸大辞典第5巻(1983)Heterotropa.182頁. において、『アマギカンアオイは、おそらくタマノカンアオイから派生した近縁種で、それと比べて葉全体から紫色を欠いて美しい緑色であり、長楕円形で剛質、脈の陥入度も光沢も強い。』とされています。

* 特徴
 葉は広い卯形から三角状円形、長さ5~9cm、幅3~5cm、基部はハート形、先端は丸い。上面は緑色~濃緑色、光沢あり、無地から下り藤模様に白点有り、葉質は厚く、葉脈は強く没入している、葉の縁に疎らに軟毛あり。下面は青白い紫色、無毛。葉柄はふつう明るい緑色、まれに下半分は暗茶色、無毛、長さ4~9cm。
 花はふつう暗紫色から緑がかった茶色、単一花、腋生、地上に傾状。花梗はふつう長さ1cm。萼筒は短い筒型、長さ10~12mm、幅12~15mm、ノドは少し括れる。口環あり、内面は網目状模様、縦隆起と横隆起あり。萼裂片は斜めに伸びる。縁がうねる、卯形から三角状、長さ8~10mm、幅10~13mm、基部に皺あり、上面は濃く多細胞の毛状体あり、下面は無毛。雄蕊は12個、二つの輪に、無柄。葯は外向きか少し横向き、長さ約2~3mm。子房は半ば下位。房室6。花柱は6個、離生、直立、頂点で目立って反りかえる。柱頭は頂点にある。

4月18日撮影

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アマギカンアオイ斑入り

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オナガカンアオイ

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オナガカンアオイの花が咲いていました。


※学名: Asarum minamitanianum Hatus.

※和名:オナガカンアオイ(尾長寒葵)

※開花期 :4~5月

※分布 : 宮崎県の一部のみ

* 種名のminamitanianum(ミナミタニアナ)は、発見者 南谷忠志氏を記念する。

※オナガカンアオイは、四国に自生するトサノアオイ・サカワサイシン・ホシザキカンアオイと関係が深いとされており、萼片が異常に長く伸び(10cmを超える)、尾状になったたもので、そのようすから『オナガカンアオイ・尾長寒葵』という。

トサノアオイ→サカワサイシン→ホシザキカンアオイ→オナガカンアオイ といった順番に萼片が長くなっています。

ここで、上記の和名の呼び方のなかで、どうして?『アオイ・サイシン・カンアオイ』と三つの呼称があり、何故、全てが『○○カンアオイ』ではないのかな~?と思われる方も多いでしょう。

上記のようにカンアオイの呼び方は、さまざまであり、○○カンアオイ、○○アオイ、○○サイシンと、それぞれに『和名』がついていますが、実は、名前の付け方は、こうでなくてはならないという規定がないらしく、名前は、そのカンアオイの登録者がつけるものなので、登録者の思惑や基準などによって呼び方が変わるようです。
 

4月25日撮影

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内部のようす

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フタバアオイ

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フタバアオイの花が咲き始めました。


*学名: Asarum caulescens Maxim.

*和名:フタバアオイ(双葉葵)

種名のcaulescens(カウレスケンス)は茎状という意味で異常に長い節間の特徴を述べています。

※別名

あふひ・あふひ草・かづら・もろかつら・かさし草・かざしの草・挿頭草・ひかげ草・かたみ草・菟葵・加茂葵・賀茂葵・葵・葵草・二葉・二葉草・両葉草・兩葉草もろはぐさ・双葉葵・二葉葵・雙葉・雙葉細辛・雙葉葵



※分布
福島県、栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県、神奈川県、静岡県、富山県、長野県、石川県、愛知県、三重県、岐阜県、兵庫県、広島県、島根県、香川県、徳島県、高知県、愛媛県、福岡県、熊本県、中国南部

主に落葉広葉樹の生育するような湿った林床などに群生します。秋には葉を落とし、地下茎の先端や途中に越冬芽を形成して、3月~4月ごろに地に伏した茎の越冬芽から毎年2枚の葉を出し、対生した葉柄の付け根から細長い花柄を伸ばし下向きに咲く可憐な花をつける。


※開花期 : 4~5月


花の色は産地によってさまざまで白色、桃色、濃色なものもあります。



開花は午前中に始まり、三枚の萼裂片はゆっくりと反りかえり、夕暮れ時には左側の花のように釣鐘状の形になります。花の大きさは10~12.5mmほどである。

開花して暫くすると、花床に密着していた雄しべ(雄蕊)12本は徐々に花糸が持ち上がるように立ち上がる。

柱頭に達した雄しべ(雄蕊)は柱頭(雌しべ(雌蕊)6個に接する頃には葯が裂開して花粉を出している。

フタバアオイはこのようなシステムによって昆虫などに頼らず、自家受粉をして種を残すことができます。

※フタバアオイの名前の由来は、同科同属のカンアオイに似ていて葉が2枚対生することによります。


4月25日撮影

ウルミ軸

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白花

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斑入り

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このフタバアオイは、京都の賀茂神社の神事に用いられてきたものであったために、賀茂葵(カモアオイ)ともいう。そして賀茂祭(葵祭)には必ずこのフタバアオイを神事に用い.祭儀に関わる全て人、また、社殿の御簾、牛車に至るまでフタバアオイを桂の小枝に挿し飾ることから、この祭を「葵祭」とも言い、一般に広く知られている祭です。そして、このように桂の小枝にフタバアオイを頭に挿して神を迎えますが、この植物のことを「挿頭草・かざしぐさ」と呼びます。*鎌倉時代 夫木抄には「神祭るけふのみあれのかざしぐさ」と読まれている。この中の「みあれの」は賀茂祭のことで、「かざしぐさ」はこの祭で使うフタバアオイをさしています。
このために、かざし草の名は、フタバアオイの異名にもなりました。

*葵の語源『あふひ』は、我が子に会いたいと願った玉依比売(たまよりひめ)の神話に由来しているという。
『あふひ』の「あふ」は会う、「ひ」は神の力を表し、「神の力に会うことを意味していると伝えられている。

このように葵は葵祭に用いられてきたことによって、葵は霊草であるために賀茂神社を神と信仰した人々がこの植物「カモアオイ」を神聖視し、家紋に用いられました。そして、賀茂神社を信仰していた徳川家の家紋も、葵の葉3枚を図案化した架空の形「三ツ葉葵」となっています。


江戸時代、この三ツ葉葵の紋は徳川一族以外の使用を禁じ(明文で制限されたのは第8代将軍吉宗のとき)、将軍家の権威の象徴とされてきました。

葵の家紋は「日本家紋総監」によると204種もあると記述されています。その図柄もフタバアオイらしく2枚の葉を付けた二葉から三ツ葉、四ツ葉、五ツ葉、六ツ葉、更に花付き、剣、蔓、立ち葵など実に様々です。

オナガサイシン

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台湾産のカンアオイ『薄葉细辛』の花が咲いていました。


学名 : Asarum caudigerum H.F.Hance,(1881)

台湾名 : 薄葉细辛
中国名 : 尾花细辛
和名 : オナガサイシン


分布 : 中国南部、日本 (沖縄)、台湾・北部と中部の標高600~2000mにみられる。

開花期 : 2~4月

4月26日撮影

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蕾のようす

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葉のようす

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葉柄のようす

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花の側面からのようす

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フタバアオイ 素心花など

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フタバアオイの素心花が咲き始めました。

5月1日撮影

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スズカカンアオイ斑入り

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スズカカンアオイ銀葉

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アマギカンアオイ銀葉

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アマギカンアオイ亀甲

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セイガンサイシン

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セイガンサイシンの花が咲いていました。


※学名: Asarum caudatum Lindl.

※和名:セイガンサイシン(西岸細辛)

種名の『caudatum・カウダーツム』は、尾状の意味。

和名の(西岸細辛)は、アメリカ西岸(北米西部の山地に自生)からである。

開花期 : 4月

5月1日撮影

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開花から日にちが経ってしまい、随分と花が劣化してしまいました。

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葉のようす

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Facebookより開花間もない花

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三光錦

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細辛の銘品の一つ、『三光錦』の葉が展開しました。


登録年 : 明治31年 (1898年)

登録者 : 不明

品種 : ヒメカンアオイ

小形の楕円形葉で、表面は平坦。
葉肉の薄い絹葉。
長めの下り藤模様。
襟合せは浅い。
斑入りですが、後に暗みます。

5月1日撮影

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花がまだ残っています。

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※よく似た芸のヒメカンアオイ斑入り品種(金華山)は、葉の緑色が少しうすい泥軸の品種です。

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展示会のお知らせ

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展示会のお知らせ

先週に続き、今週末も展示即売会を開催いたします。

皆様のご来場お待ちしています。

(内容)
山野草・カンアオイ・メダカの展示即売

※日時
5月6日(土曜日)~5月7日(日曜日)
午前9時~午後16時

※場所

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コトウカンアオイ

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コトウカンアオイの花が咲き始めました。

※学名: Asarum majale T.Sugaw.

※和名:コトウカンアオイ(湖東寒葵)

*分布:三重県、滋賀県

*開花期:4~5月

【語源】
majale →majalis→五月に咲くという意味。

湖東→琵琶湖の東側に自生地があることからである。



コトウカンアオイは、以前は藤原岳にて発見されてフジワラカンアオイ(藤原寒葵)とも呼ばれていましたが、現在はコトウカンアオイ(湖東寒葵)として統一されています。

皆さんがよく知っているものでは.亀甲白曙班の銘品「白玲」がありますが、三重県で発見されたためにスズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)とよく間違わられますが、これも、コトウカンアオイです。
5月2日撮影

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コトウカンアオイの花です。

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青軸ウルミ花

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コトウカンアオイの特徴で、萼筒内部を覗くと底が白くなって見えます。又、筒内面も白色ぽい感じです。

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素心花

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コトウカンアオイの中には、細辛の銘品『白蝶』があります。

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ウズラバカンアオイなど

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ウズラバカンアオイの葉が展開しました。

*ウズラバカンアオイ(鶉葉カンアオイ)

このカンアオイは、三重県産のヒメカンアオイの八房で花が咲くことはありませんが、葉は1円玉ほどの丸葉で、まるで鶉卵のような各種霰斑模様が美しい品種です。
5月2日撮影

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※ショウジョウバカマの斑入りなど
黄金葉

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曙散り斑入り

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秋紅の輝き

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派手な白斑入り

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羅紗丸

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葉が変化しています。この先どのようになるか楽しみです。

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